公証制度とは

公証制度とは

私たちが生活していく中で、文書は重要な役割を担っています。電子データの活用が進む中でも紙に印刷された文書は痕跡を残さずに改変することが難しいこと、内容を読むために特別な道具の必要がないことなど紙に印刷された文書には電子データでは代えられない長所があり、今日でも、 契約書や遺言など私たちの権利関係を明らかにするために文書が用いられています。
しかし、文書が大事な権利関係を示すものであるだけに、文書を作成したとされる人が本当に文書を作成したのか(誰か替え玉が書いたものではないか)、文書に書いてある日付は本当に文書が作成された日なのか(後になって日付を遡らせたものではないのか)、文書に書かれている内容は、本人の真意なのか(誰かに強制されて無理矢理書かされたものではないか) などの問題が起こってきます。ことに裁判では、この点が問題となるケースが少なくありません。
そこで、文書が本当に本人が作成したものか、その文書が後で問題が起こる前にちゃんと作成されていたのか、本人の真意に基づいた文書になっているかなどの点を公の立場から証明する制度が「公証制度」です。
公証人は、公証制度の担い手として、長年、裁判官や検察官などとして法律実務に携わった者の中から法務大臣によって任命された者です。

☆日本公証人連合会のホームページ「公正証書とは」へリンク